日本eスポーツアワードに多くの投票をいただき心より感謝申し上げます。
日本eスポーツアワードは「eスポーツにおける功績が日本中に称えられる世界を作る」を使命に2024年1月25日に初めて開催いたしました。
開催後には、選手やファン、eスポーツ関係者から、イベントへの感謝のお言葉や継続的な開催を望む声を数多く頂きました。しかし一方で、より価値ある祭典にするための多くのご意見も頂きました。そこで最も多く寄せられたのが「多くの選手、チーム、タイトルにスポットを当ててもらいたい」というものでした。
昨年は、ファン投票の結果を参考に、審査委員会で各受賞部門のノミネート者と最優秀賞を選出しておりました。しかし最優秀賞を設けることで、「最優秀賞受賞者だけにスポットが当たってしまう」というご意見を頂きました。その結果、「ほかのノミネート者の活躍が色褪せた印象を受ける」、「海外大会で際立った活躍をされたにもかかわらず、国内の視聴環境に左右され、あまり注目をされないのは残念」といった意見もありました。一部選手だけに光が当たってしまうというのは、我々としても本意ではありません。
そこで、主催団体であるJeSU、及び審査委員会におきまして、これらの意見をもとに協議しました。その結果、以下のように変更させて頂くことにしました。
- eスポーツプレイヤー部門について、ノミネートされた方すべてを受賞者とする。
- プレイヤー全部門の受賞者全員の中から1名を、その年に最も輝いたプレイヤーとして「年間最優秀eスポーツプレイヤー賞(MVP)」を選出する。
- ストリーマー、キャスターなど、他部門においてもノミネートではなく、受賞者とする。
つきましては、審査委員会における審査の後、受賞者を年内に発表させて頂き、アワード当日は受賞者をお招きしての表彰式とさせて頂きます。「年間最優秀eスポーツプレイヤー賞(MVP)」については、アワード当日に発表、表彰させて頂きます。
審査委員会による選考は、これまで通り、ファン投票の結果は尊重しつつ、選手の活躍や功績に重きを置いた選考を行ってまいります。また、すでに発表している受賞部門以外でも、際立った活躍をされた選手や、eスポーツ業界に貢献された方々には広く受賞対象とさせていただきます。
eスポーツアワードを、年に一度のeスポーツ業界全体で称え合う価値ある祭典にしていくために、eスポーツの文化として根付いていくために、今後とも多くの方々の御意見を取り入れながら、皆様と共に作り上げていければと思っております。
何卒、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。